2004年3月13日 ライスピザ

概要

つくだに専門店平松食品の美食倶楽部なるサイトでのわかさぎ甘露煮を使った料理コンテストに応募した時のものです。

材料

材料

 ピザの具はあり合わせの材料を利用した一例なので、本家のピザと同じく好きなものを乗せれば良いでしょう。

作り方

完成品

1)茶碗1杯分のご飯をボールに入れ、これにほぐしたわかさぎ甘露煮と生卵1個を混ぜる。塩こしょう、醤油で軽く味付け。
2)フライパンにサラダ油を入れ、1)を広げて片面を焼く
3)皿を当てるなどしてひっくり返したら、好みで表面にケチャップを塗り、角切りにしたトマトと甘露煮を散らし、更にその上にからとろけるチーズをふりかけてフライパンにフタをしてチーズが溶けるのを待つ。
4)皿に盛ったら三つ葉と刻み海苔を散らして出来上がり。

試食

 見た目は派手ですが味は基本的にご飯、それにチーズが絡まってきます。噛みしめるほどに味が口の中で広がる甘露煮の良さが出ているかと言えば微妙なところです。甘露煮の良さを活かすために味付けは最小限にして、ケチャップは控えた方が良いかもしれません。

 使用したチーズが3年前に期限切れで冷蔵庫に眠っていたものだったので乾燥してしまっていたので、お湯につけて戻したものを使ったので、やっぱりチーズがいまいちでした。普通に作ればそれなりだと思います。


番外編 わかさぎチョコフォンデュ

チョコわかさぎ

 最初は甘露煮のカラメルのイメージから甘いお菓子にできないかと知恵を絞っていました。思いついたのがプリンのカラメルソースとして利用する方法とチョコでコーティングしてしまう以下の方法です。ところが、実際に甘露煮を試食してみると甘さよりも良い意味での魚臭さがじわりと口の中を支配するので考えが変わり、この味わいを活かそうとライスピザに辿り着きました。他には名古屋でブームらしい稲荷寿司に混ぜるアイデアもありましたが、単純すぎるのでコンテストには不向きだと判断しました。

 さて問題のチョコフォンデュです。板チョコ70gと等量の牛乳を鍋で加熱して溶かしていくと、次第に泡だってとろとろになってきます。これにわかさぎ甘露煮を浸して周りをチョコでコーティングして出来上がりです。見た目はそれなりですが、中身は甘露煮といっても栗ではなく魚なので、当たり前ですが魚の味がします。牛乳で薄まっていることもありチョコの味なんて吹き飛んでしまいます。残念ながら失敗です。とはいえ、料理実験室の名に恥じない作品となったのでこれはこれで満足です。

 後日、近所のスーパーでバレンタインデーの売れ残りと思しきトリュフチョコ手作りセットが100円で売られていたので、これで再チャレンジしようかという気の迷いが生じました。


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